「投資しない」もリスクになる!?
どうもときすずです。
投資関連の本を何冊か読んでいますと、同じ様な事書いてあるな。と思うことがありますが、そこは重要な点ですので、解釈の違いはありますので、毎回目を通してみると、発見があるかもしれません。
ということで今回のタイトル
「投資をしない」もリスクになる!
リスクと聞くと、「お金が減ってしまうかもしれないって事でしょ?」と思う人もいるでしょう。
確かにリスクという言葉は「危険性」という意味で良く使われます。
しかし、金融の世界ではリスクという言葉は少し違った意味を持ちます。
それは、
「投資の結果(リターン)のブレ幅」という意味を持ちます。
お金が増えたり減ったりする可能性という事です。
投資をするということは、投資信託や株式、債券といった金融商品を買ってお金を増やす事を目的としています。
これらの金融商品には、それぞれリスクがあります。
なので、投資をすれば、利益を得られるかもしれませんし、損失を被るかもしれません。
さらに、リスクの大きいものほどリターンも大きくなっているのが、金融商品の特徴です。(ローリスク、ハイリターンなんて言うものは存在しません)
では、
「投資をしなければリスクはない」のでしょうか?
投資しないということは、家の貯金箱や金庫に置いておくという事ですが、
お金は増えるでしょうか?
まぁ、増えませんね。
一番近い投資と言えば
銀行の「普通預金」
でしょうか。普通預金には利子があります。
ただし大手銀行普通預金の利子は0.001%です。
自分の覚え方は「元本からゼロを5つ取っ払う」です。
例えば100万円銀行に預金したとして一年で貰える利子は・・・
1,000,000×0.001(金利)=1,000
1,000×0.01(%分)=10
「10円!」
しかもしっかり税金が20%取られますので、
結果8円という事になりますね。
増えたと言えますが…ATMの手数料で消えて飛んでいくレベルですね。
一年かかってこれでは、流石においおいって感じですね・・・
ということでタンス貯金や銀行預金でお金が増えることは現在ありません。
では、減るということはないでしょうか?
確かに貯金箱にお金を入れたらそれを使わない限り、減ることはありません。
普通預金もペイオフ制度があり、1000万とその利息分はきちんと帰ってくる保証があります。
しかし!!!
安倍政権で築かれた「アベノミクス」の中で、前年比プラス2%上昇を目標に掲げてきました。
これを達成できた年は2012年から今まで一度もありませんが、物価は緩やかに上がっています。
物価が上がっても給料が上がればいいのですが、
厚生労働省の毎月勤労統計調査を見る限り、物価の上昇ほど上がっているわけではないらしく、お金を手元に置いておいたとしても、
いわゆる「目減り」をするわけですね。
以上まとめますと、
・投資をする=お金を増える可能性も減る可能性もある(リスクがある)
・投資をしない=お金は増えないが減る可能性がある(リスクがある)
どっちをとってもリスクなのです。
あなたならどうしますか?
確かに金融商品は普通預金に比べて株式などは比べ物にならないくらいリスクを取る事になりますが、投資信託などの比較的リスクの少ない金融商品もあります。
日本ではお金に対する教育(金融リテラシー)が先祖の代から、ほぼないので、
投資するという感覚が身についていません。
実際に投資するかは皆さん次第ですが、自分は、
「本でも読んで勉強くらいは・・・」
と思って下さるだけで大きな変化だと思っています!!
また本読んできますので!
それでは!(´・ω・`)ノシ~